専門分野PT
当法人の歴史は約50年と長く、多くのクライアント様とお付き合いさせていただいており、同時に業種も多様化しています。時代のニーズの変化に伴い、より専門分野を強化した基盤が必要であると捉えています。
会計業務では専門分野が細分化されているのが特徴と言えます。当法人では「医業」「資産税、事業継承」「国際税務」「中堅・大企業税務」の4つのテーマに基づく少人数での勉強会を定期的に開催しており、専門知識の向上を図っております。
2020年1月1日にフローラ税理士法人と合併し新体制となりましたが、このような勉強会を通してスタッフ同士の結びつきを強め、業務の効率化を狙っています。
社員教育に注力しているのも当法人の特色であり、採用選考において「研修制度」を志望動機とする応募者が多いのも事実です。
社内改善PT
当法人は代表が何でも決断する、いわゆる「トップダウン型」ではありません。スタッフ一人ひとりがルールを作っていく、いわばメンバー全員が一緒に会社を築きあげる「ボトムアップ型」」の姿勢を大切にしております。
会計業務では多くのクライアント様とお付き合いさせていただいており、経営に携わる機会も多くあります。ですが、実際に経営に携わったことのない人間がアドバイスするということは少々不自然であると常々感じてきました。そこで経営におけるルールを作る大変さを実感してもらいたい、という想いから当法人では現場のルールをスタッフそれぞれが作るという制度を設けました。
また、代表社員はスタッフのどのような声にも積極的に聞くという姿勢を大切にしており、意見もできるだけ通すように心がけています。年に2回スタッフとの個別面談を実施していますが、雰囲気がどこかかしこまってしまい、壁が生じていました。そこで、スタッフの要望を的確にくみ取れるように、「PT（プロジェクトチーム）」という取り組みをスタートさせました。これらのPTでは分野ごとにスタッフによるチームを作り、多種多様な勉強会や、女子アナウンサーを招いた話し方講座などさまざまな研修を行っています。さらに飛行機工場の見学会の実施など、会計以外の分野についての知識の向上も図っております。人としての価値観や経験の幅を広げることは、会計業務においても必ず生かされる場面があると考えているからであります。
さらに当法人内ではフラットな人間関係の構築や、お互いの意見を言いやすくするために、税理士を含めて全てのスタッフの間で「さん」を用いて呼び合うことを徹底しています。さらに映画鑑賞会や社員旅行などの社会活動を通して、組織内のチームワークのさらなる強化にも努めています。
一般的にいわゆる「士業」はクライアント様やお取引様に対して高圧的な態度を示してしまう風潮にありますが、当事務所はそのようなスタンスを避けるために社外の方々からも“さん”とお呼びいただくようにお伝えしております。
TKCシステムの活用と決算や巡回業務の標準化
私たちの業務の大きな柱に「巡回監査」と「決算申告」があります。これらの主幹業務を中心として、業務の標準化を進めるのがきっちりPTです！これは現場のルールをスタッフが中心となって築いていくことで経営に参画するという効果と共に、現場目線の身の丈に合ったルール作りに効果を発揮しています。
また、標準化作業を通じて教育的側面も表れています。
スタッフの研修環境や書籍などの管理経営
毎年の改正にさらされる税法や目まぐるしく変化を遂げる経営環境において、私たちスタッフのスキルアップは欠かせません。そこでばりばりPTが、私たちを多面的にレベルアップさせてくれる様々な企画を考えてくれます。毎週月曜日の朝に開催する研修会の運営はもちろん、外部の研修管理や様々な見学会などを企画します。日々の業務に埋もれがちな中で、目線を変えてくれる効果は絶大です。
レクリエーションの企画運営と備品の発注管理
まさにスタッフをワクワクさせてくれるような企画運営を担うのが、わくわくPTです。年に2回の飲み会や、2年に1度ペースで実施している社員旅行、有志で行く平日の映画ツアーなどを楽しく企画してくれます。また一方で、私たちのPC関連機器や加湿器、ウォーターサーバーなど、備品管理もしっかりと担ってくれることで、スタッフの社内環境を整えてくれています。